【リンパドレナージュ】3つの基本的テクニック

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【リンパドレナージュ】とは何?歴史と特徴

【リンパのしくみ】体液・リンパ液・血液の性質と役割

【リンパの流れ】美肌やスリムなボディになるために

【むくみの正体】「冷え症」はリンパの流れが悪くなり脂肪がつきやい太りやすい体質に・・・!

 

上記で解説してきたように、リンパの流れが悪くなると、老廃物や余分な水分がたまり、「冷え」が生じる・活動代謝の低下などにより、脂肪のつきやすい、太りやすい体質になる条件をそろえてしまいます。

 

心臓がポンプの役割を果たす血液の流れとくらべると、リンパの流れはとてもゆっくりな(緩慢(かんまん)流れです。

 

この緩慢な流れのリンパが、さらに悪くなるのですから、だるま式にドンドン脂肪が蓄積され、気になる部分の悩みもドンドン膨らんでしまうのも・・・イメージできちゃいますよね。

 

では、リンパの流れをよくするためには、リンパに連動する筋肉を動かすことです。

 

具体的な方法はリンパドレナージュ・リンパマッサージ・リンパストレッチなどが、効果に期待がもてます。

 

今回は、エステティシャンに指導していた内容になりますが、セルフケアにてマッサージをされる際の参考にもなるので、エステティックケアで活用されている、プロがおこなうリンパドレナージュの基本テクニックについて解説したいと思います。

 

美容通であれば知っていると、美の話題として、会話のはばが拡がりますよ~。

 

リンパドレナージュ3つの基本テクニック

 

リンパドレナージュのテクニック(手法)には、大きく分けると3つの基本的テクニックがあります。

 

ひとつひとつのテクニックは、動きや圧のかけ方など、その目的と施術をおこなう流れが違います。

 

リンパ節でおこなうポンパージュ(Pompage)

 

施術をおこなう際、最初と最後におこなうテクニック(手法)になります。

 

ポンパージュはカラダに回収されずに蓄積された余分な水分(老廃物)を、リンパの流れにそって体外へ流すことを目的としていおこないます。

 

施術方法は、老廃物や異物などをろ過する役割があるリンパ節を「圧迫」と「弛緩(しかん)」をリズムカルに数回くり返します。

 

圧迫は、圧力をかけておしていきます。

弛緩(しかん)は、力を緩めたり、抜いたりのイメージでおこないます。

 

リンパドレナージュのはじまりとなるポンパージュは、左右の静脈に近い最終リンパ節(鎖骨のリンパ)からスタートし、さいごには、遠い位置にあるリンパ節からポンパージュをしながらもどってきます。

 

基本的には息を吐くときに圧を加え、息を吸うときに圧を緩める、圧迫と弛緩をリズムカルに行うのがポイントになります。

 

ドレナージュ(Drainage)

「ドレナージュ」の意味は「排液・排出」になります。

リンパ節に近い部分から、リンパ節の方向に軽く押すように圧を加える手技で、その手法はいくつかありますが、ひとつの部位に対して3回のドレナージュを繰り返すのが基本になります。

気になる部位はその部位を繰り返しドレナージュすることで体内の余分な水分や老廃物を「排出」します。

 

フラージュ(Foulage)

「フラージュ」の意味は「押ししぼる」になります。ドレナージュの後に施す手技で、リンパ節からもっとも遠い位置から、リンパ節に向かって圧迫してスタートの位置に戻る手法になります。

ドレナージュと同じように、ひとつの部位に対して3回のフラージュを繰り返すのが基本になります。

ドレナージュとフラージュはセットで行うことがポイントになります。

 

リンパドレナージュ3つのポイント

リンパドレナージュをおこなう際には、期待できる効果を求めるために3つのポイントがあるので説明しますね。

①圧のかけ方と速度

ドレナージュの基本は、皮膚の表面にみに伝わる圧や刺激の軽いタッチや、やさしい圧迫でおこないます。

リンパの流れは皮膚から始まり、多くは皮膚周辺に集まっています。刺激の強い圧はリンパ管を傷めたり、逆効果にるリンパの流れを滞らせる危険性があります。

リンパの流れは、血液の流れと違って、とてもゆっくりとした流れになります。ドレナージュはその流れに沿って、ゆっくり、かつリズミカルにおこなうのがポイントになります。

②流す方向

それぞれのリンパ節にむかってリンパを流していくことがポイントになります。

③施術の基本手順

鎖骨の付近のリンパ節(鎖骨のくぼみ)からはじめます。この部分のリンパ節は全身のリンパ液が集まる部分になります。リンパ液の流れのさいごは静脈に流れ込み、心臓へと流れます。

全身のリンパの合流箇所になる鎖骨のリンパ節を最初にポンパージュすることで、リンパ液を吸い上げる力が強まり、効果が期待できます。

リンパドレナージュの効果

リンパドレナージュは、美容と健康面で幅広く活用されていますが、美容効果で期待できることをまとめてみました。

①リンパ液の排出を促進させ、肌機能を高めます

シワの予防・肌の老化予防・バストの形を整える・筋肉のコリ・手足の冷えなど

②皮膚深部の洗浄効果

頭皮の活性・老け気予防など

③むくみやトラブル肌の解消

顔のむくみ解消・ニキビ解消・下まぶたのたるみ解消・脚のむくみの解消・ウデのむくみの解消・セルライトの除去など

④リラクゼーション効果

ストレス解消・疲労回復・免疫機能の回復など

 

リンパドレナージュを避けたほうがいい状態

  • 熱があるとき
  • 化膿しているケガをしているとき
  • リンパ節が腫れているとき
  • 心臓疾患があるとき
  • ペースメーカーを入れている方
  • 重度の循環器系障害があるとき
  • 腎臓に障害があるとき
  • 甲状腺の機能障害のとき
  • 免疫にかかわる疾患があるとき
  • 妊娠中
  • 外科的手術後3週間以内
  • 低血圧の方
  • 金属が入っている部位

 

リンパドレナージュのトリートメントは、リンパ液の代謝を高めることを目的とし、効果が期待できるものです。持病をお持ちの場合は、逆に悪化させてしまう場合があります。これらの自覚症状や治療中の持病がある場合は、医師にご相談されてからおこなうようにしてくださいね。

 

 

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